Dorama演劇

演劇専門部は、60分以内という制限時間の中で演劇の上演を行います。ほとんどの部員は初心者からのスタートになりますが、6月に実施される作品研究会、8月に実施される演技や舞台美術のワークショップ、1月に実施される生徒講評活動ワークショップ、3月に実施される合同公演など、演劇のいろはを学ぶ機会も多くあり、相互観劇などを通して他校とも交流できます。

毎年10月に行われる総文祭演劇部門は1年の中の最大のコンクールで、各校が創意工夫を凝らした脚本、舞台美術、演出、照明、音響を駆使して作品を披露します。作品創りには膨大な時間と労力がかかりますが、最後に緞帳が降りる瞬間の客席からの拍手で全てが報われます。この県総文祭で香川県教育委員会教育長賞を受賞した学校は12月に行われる四国大会に推薦され、更にその四国大会で最優秀賞を受賞できれば全国総文祭に出場できます。つまり、演劇部門から全国大会に進出できるのは四国で1校だけ。甲子園よりも狭き門なのです。それでも、今、この瞬間にしかできない表現をめざして、演劇部員たちは日々活動するのです。