第3回県内企画展作品錬成会【西讃ブロック】
5月25日(土)に西讃ブロックの各校書道部員と顧問の教員が観音寺総合高校に集まり、第3回錬成会を行いました。
今回の参加校は善通寺第一高校、琴平高校、笠田高校、観音寺第一高校、観音寺総合高校の5校で、今回は「益田池碑銘」の臨書作品の制作に取り組みました。
初めに、各校で臨書してきた半紙を机上に並べ、表装するパネルの大きさを踏まえて清書用紙の寸法をどうするかを検討しました。
各生徒が担当している箇所の行数や文字数も考慮し、事前に計算していた寸法に合わせて半紙で書いてみることにしました。
書いてみたものを再度机上に並べてみて、上手く文字が収まったため、清書もこの寸法で行うことになりました。
生徒たちは清書用紙を寸法に合わせて裁断した後、練習に取り組みました。
清書用紙は滲みやすく、墨量や運筆の速度を調整しながら書いていきました。また、行間の取り方や一行の文字の収め方も考えながら臨書を進めました。
最後に、もう一度清書用紙に臨書したものを机上に並べ、全員で確認しました。
用紙の寸法を統一したことで、作品としてのまとまりが出て、これまでより良くなりました。
今後は、清書用紙を各校に持ち帰り、より質の高い作品になるよう清書に向け制作を進めていくことになりました。